太鼓眼鏡の似非教育学的考察

太鼓眼鏡のブログです。不定期更新ですが、よろしくお願いします。

2015-01-01から1年間の記事一覧

伊藤計劃シリーズ①

1月ほど前から映画が始まった伊藤計劃プロジェクトを2つほど映画館で見てきました。後からだけど本も読了しました。年明けたら残りの1つを読んで映画に行こうと思います。 project-itoh.com 読んだのは「屍者の帝国」と「ハーモニー」。 屍者の帝国 (河出…

2015年度総括

自分が暇つぶしに書いた文を誰かが暇つぶしがてら読んでくれていることを聞くと嬉しいですね。まあ備忘録的に書いているだけですが、お付き合いください。 2015年はかなりいい年だったなあと今振り返ると思います。 学業ではゼミに入り、将来の道が大分明確…

最近おもしろかった本

そういえばここのところ買った本に当たりが多い。自分の考え方をしっかりと変えてくれたり、新しい発見がある本を3つほど。 眠いし課題もあるので、ただ並べるだけ。 アーキテクチャの生態系: 情報環境はいかに設計されてきたか (ちくま文庫) 作者: 濱野智…

schooを実際にやってみた

久しぶりの更新です。 今日は卒論の対象にしたいなーと考えているschooを実際に使ってみようとふと思い立ちちょうどやっていた「ウェブディレクション」の授業を受けてみました。テーマとしてはあんまり興味なかったので笑。システムを実際に体験してみるこ…

大学の国際化に向けて (11/14 Academic Conference @ICU)

昨日大学ランキングや大学の国際化をメインテーマとしたカンファレンスに参加してきました。カンファレンスと言ってもおよそ3時間ほどの小さい会でしたが。 大学の国際化にはとても興味があったので、伺ったのですが内容的には結構モヤモヤしました。世の中…

フランス同時多発テロについて (11/15 facebook投稿より)

久しぶりに投稿します。国旗にプロフィールを変えるつもりはないし、けれどしっかり考えていることはまとめておきたいので。まず今回フランスで被害にあった方々へご冥福をお祈りします。実は僕は全くテレビや新聞を読まないし、ニュースアプリもほとんど消…

リトル・ピープルの時代

2015/10/21一昨日リトル・ピープルの時代を読み終えた。簡単なまとめと自分なりの付け足しを記録しておく。 リトル・ピープルの時代 (幻冬舎文庫) 作者: 宇野常寛 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/04/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を…

英語教育の目的と手法

今日ゼミであったことを簡単に。 英語教育において伝統的な文法を中心として教師が生徒に話し続けるようなスタイルの学習と生徒中心のアクティビティを重視したspeakingとlisteningを中心とした学習とでは、後者のほうが圧倒的に強いことがわかっているらし…

NSフォーラム

今日はNSフォーラムに参加してきました。内容としてはデータサイエンティストの要請とそれへの1つの答えとしてのMOOCsといったところ。 教育学以外の方のMOOCsに関する講義を聞けるのは珍しいのでとても興味深かった。反面、MOOCsをあまりにも神聖視という…

R/SPSS/PSPPとの格闘

今日したこと。備忘録的に。 まずSPSS環境を家でも作れないかいろいろと試すが挫折。PSPPの存在をしる。 ↓ とりあえずアクセスするも落とし方わからず死亡。なんかいろいろダウンロードさせられたりしてもう意味わからなくなる。 ↓ MacPortsなるものを通じて…

ここさけ

今日はここさけを見てきました、と。 その前に午前中はゼミがありました。そこで空間と時間に関する議論がありとてもおもしろかったのでメモ。 空間性と時間性というのがオンライン空間と現実空間でどう消費されているのか、という議題でした。 例えばInstru…

人を知らなければならぬ

誰も寝てはならぬ的な。結構好きな曲です。 ほとんどタイトルの通りで人について書くなら人を知らなければならぬと。つまり言い換えれば、なんかしらについて語るのであればそれについて詳しく知らないとね、ということでしょうねきっと。 今日は教育工学会…

【東京ファイティングキッズ・リターン①】成長とは

こんばんは。今日の職業としての小説家の章は正直あまり面白くなかったので、別の本から。 東京ファイティングキッズ・リターン―悪い兄たちが帰ってきた (文春文庫) 作者: 内田樹,平川克美 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/01/08 メディア: 文庫 ク…

【職業としての小説家②】言葉について

今日は第二回小説家になった頃を読みました。このペースで一日ずつじっくり読んでいきたいですね。 ところで今日は学祭が始まる前の最後の日曜日でした。これからは通し稽古が始まるので、なかなかまとまった休みがとれなくなります。あんまり焦らずやってい…

【職業としての小説家①】思考スタイルについて考える

職業としての小説家 (Switch library) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: スイッチパブリッシング 発売日: 2015/09/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (8件) を見る ミーハーなので買ってしまった…。正確には買うまいと思ってたんだけど、気がついた…

ゼミでのプレゼンに向けてまとめ

先日まとめた記事を結局途中までで放棄してしまった。ストップ!中途半端!まあ無理な話ですが。 cyclemem.hatenablog.com で、先日の記事の最後にやたら長い引用を付けたのですが、実際使うのは1つだけなので、その部分のみ再掲。 3大学は何を教えるべきな…

オンライン教育は何かをもたらすのか

今度ゼミで15分ほどの簡単なプレゼンをするように言われたので、簡単に内容をまとめます。テーマは夏休みに行った京大でのインタビューについて。ただせっかくなのでついでに行った大学生研究フォーラムについても少し話せたらなと思う。 当日の日記によれば…

卒論に向けてのメモ2

ちょっと大学に行けば実際に会える大学生に教えてもらうことで、内容はさておきいいお兄さんお姉さんに教えてもらってるような親近感を得るとか。そういうアプローチで内発的動機づけを高めていくような仕組みが今後必要なのかもしれない。 posted at 01:13:…

卒論に向けてのメモ1

いらないかもな。でもそれだとspecificでなくなるかもな。 posted at 00:43:01 んーーーーーー、なんか学習意欲系のとこがちょっとこじつけ感がある posted at 00:42:50 [まとめ3] このことにより、従来までの学習者が一部の高齢者や学位取得者が中心で合っ…

日本人は誰がオープンエデュケーションの恩恵を受けているのか

卒論の内容を考えるためのメモ。 2001年にMITがOCW構想を発表し、動画及び文書、画像など様々な教育コンテンツがオンライン上に溢れかえるようになった。こうしたオンラインのコンテンツはOER (Open Educational Resources)と呼ばれ、世界中で用いられている…

~6/29学習成果

昨日までの学習成果のまとめ。 昨日まで一日一本論文読めてたけど、昨日サボり、そのサボった論文が糞難しくて今日も読み終わらず挫折しそう。 次のに移ろうかなあ。 息抜きがてらにこれを書いている感じ。 とにかく思っていた以上にMOOCsに関する論文が山の…

論文の書き方

随分とまた更新を忘れていたけれど、とりあえず以下のものを読了。 レビューは別で基本は書くことにする。 だらだら書いても仕方ないので一行から三行ほどで簡潔に。 論文の書き方 (講談社学術文庫) 作者: 澤田昭夫 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1977/06…

インターネット的

インターネット的を読了してたのを書き忘れた。 どこかで名前を見た記憶があったので、一応目を通しておいた。 なんか預言書的に宣伝されてるが、2001年に出版されたことを考えると確かに的確に現状を予想しているように思う。 特にインターネットは人間の在…

評価と贈与の経済学

最近先行研究をするためにオンライン大学やらMOOCやらOCWの文献ばかり読んでいて、なんとなく色々嫌になったときにたまたま目に入ったので購入。 評価と贈与の経済学 (徳間ポケット) 作者: 内田樹,岡田斗司夫 FREEex 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2013…

ツイログ

ツイログなるものを始めてんとすんとて NowBrowsing: 今更頑張る berkshelf - ようへいの日々精進 XP - inokara.hateblo.jp/entry/2013/12/… posted at 21:56:48 NowBrowsing: 特集 DevOps時代の必須知識:インフラストラクチャ自動化フレームワーク「Chef」…

更新再開

またちょくちょく更新していきます。 読んだ論文のリアクションとかが一番続きそうな気がする。 あとはOCWの評価に際して、指標なり調査法なりの案をここに書き溜めます。(予定)

JMOOCの修了生の意識調査

今後の研究テーマを考えていくためのメモ 研究対象:JMOOC講座受講生、特に修了生 比較対象:オンライン大学院卒業生(先行研究を元に) 先行研究:オンライン大学を卒業した社会人学生の解雇と展望に関する調査(関和子・冨永敦子・向後千春) CiNii 論文 -…

日本大学教学戦略シンポジウム

今日は意識高いマンとして、日本大学教学戦略シンポジウムに参加してきた。 http://www.nihon-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2014/11/b94ffa441664e697c1accbb7d56c4d8d.pdf 自分の興味分野として教育のオープン化とそれに伴う社会への影響が挙げられる。こ…

エリート教育に望みたいこと

元記事: エリート教育に望みたいことblogos.com エリート教育、即ち高等教育=大学に望みたいことについての記事。著者は、所謂「実学教育」や「愛国心教育」は、ある意味で排他的であり、共に多様性とは正反対の方向に行きかねないと批判し、 「古今の思想…

日記1

もうすぐ大学の2年目が終わるので、 期末期間が終わり次第貯めてある本の書評を順に書いていきます。 とにかく今日は決意表明を込みで日記を。 この1年である程度自分の研究したい分野が決まってきている。 例えばキーワードに落とすと、 ・オープンエデュ…