大学の国際化に向けて (11/14 Academic Conference @ICU)
昨日大学ランキングや大学の国際化をメインテーマとしたカンファレンスに参加してきました。カンファレンスと言ってもおよそ3時間ほどの小さい会でしたが。
大学の国際化にはとても興味があったので、伺ったのですが内容的には結構モヤモヤしました。世の中簡単な問題が少なくて嫌になりそうです笑。
全体を通して考えたことをまとめます。
まず大学ランキングでの上位を目指すという考え方にはある程度賛同します。もちろん大学の価値はそれだけではないけれど、1つの指標として、ないしは学生の国際的な移動が起こっている中で知名度はある程度大切だし、ランキングが1つの指標となっているから。
一方でその改革の進め方には疑問が残ります。現状大学ランキングでは、日本の大学は国際的な分野で非常に弱い。だからこそ国際化を図ろう!というのはちょっと安易すぎるんじゃないでしょうか。
留学生の呼び込みや海外留学経験者の増加を目指す運動をするのは結構なことですが、そのために各大学が持つ強みや校風を見失ってはいけないと思います。本当にトップ校は英語で授業をするべきなんでしょうか。ICUやAIUのように一部の大学が受け入れるのではいけないんでしょうか。
また留学した人や留学生が学内に増えることでどれだけ本当に国際化出来るのか。というか国際化てなんだ。グローバル人材てなんだ。
僕はこの点に関しては内田樹さんに同意で、各大学が自分の個性を前面に押し出すべきだと思います。英語で授業なんて、どの大学でもやったら破滅するんじゃないか。
ちょっと今日は文章書くの疲れたので、また思い出したら書きます。
では。