太鼓眼鏡の似非教育学的考察

太鼓眼鏡のブログです。不定期更新ですが、よろしくお願いします。

日記1

もうすぐ大学の2年目が終わるので、

期末期間が終わり次第貯めてある本の書評を順に書いていきます。

とにかく今日は決意表明を込みで日記を。

 

この1年である程度自分の研究したい分野が決まってきている。

例えばキーワードに落とすと、

・オープンエデュケーション

・グローバリゼーション

・ソーシャルインパク

ああ、横文字だらけ。

これらを繋ぎ合わせると、

グローバリゼーションによって、元々は国家が担っていた教育の分野がインターネットを介してオープンになりつつある。そうした動きないしは変化が社会にはどんな影響を与えるのか。

というのがかなり曖昧な自分のRQになるんじゃないだろうか。

 

このうえで、もう少し細かく見てみる。

まずは現実的に日本の研究が一番可能だと思うので、JMOOCについて(ただしデータが少ないのが難点)。

・それを用いている人々はどのような要因で受講を決めたのか、また受講により変化は見られるか。

・JMOOCの登場は企業/大学にどんなインパクトを与えたのか。

・提携大学/企業の期待する変化、提携の意義は何か。

・JMOOCは大学受験ないしは就職に変化を与えたか。

・JMOOCは生涯教育のツールたりえるか。

・JMOOCに期待される役割は世界的に見てどのようなものか。

・JMOOCと米国を含めた他MOOCの違いは何か。

・今後の発展のモデルとしてどのようなものが考えられるか。

・今後、もしくは現在直面している課題は何か。それは他の例と共通しているか。

などなど。

 

もう少し広く見ると、

・日本で現在オープンエデュケーションの動きは、提供側/使用者側の両者から見て活発かどうか。またその理由は何か。

・オープンエデュケーションの動向が活発化した場合に期待されるないしは懸念される社会的変化は何か。

・提供コンテンツはどのようなものが好ましいか。

などなど。

 

こういった疑問に答えることを前提として、自分の勉強を進めていくべき。

となるとやるべきことはある程度見えてきていて、闇雲に勉強している場合ではない。

・関連書籍/論文を読み込む。

・オープンエデュケーションの世界的な動向をつかむ。

・頻繁に使用される調査法の概要とその背景、課題を知る。

・多く用いられる概念の概要とその背景、課題、反論を知る。

・必要となる背景知識を学ぶ。

 

じゃあ春休みにやるべきは

・ブックリストの作成

・主要な研究者/ジャーナルのリスト作成

・予定されているシンポジウム/学会のスケジュール調整

の3つかな。

これだけ出来れば、会いたい人と読みたい本と行きたい場所がわかるので、

それを元にスケジュールを立てていこう。

いい加減院進目指して動き出さねば。