太鼓眼鏡の似非教育学的考察

太鼓眼鏡のブログです。不定期更新ですが、よろしくお願いします。

齢21歳の眼鏡が語る自分の立ち位置の話

もう一つ、僕が大学で学んだことを文章にしておこうと思います。 前回は個人のキャパについてでした。長ったらしく書いてますが、要するに、 ・1日は24時間しかないのだから、それをどう使うかを考えて生きる必要がある。 ・とはいえ、時間と体力、精神力は別物なので、使える時間をすべて使おうとすると摩耗していく。その辺りのバランスを心得るべし。 という2点を伝えたかったわけです。これもTwitterで呟けばよかったんじゃないか。。

cyclemem.hatenablog.com

さて今日は組織において自分がどういう存在になるべきかという話をします。 前回の話に負けず劣らず、「齢21歳」が語る内容であることを強調しておきます。僕は別にインターンで大きな業績を成し遂げたわけでもなんでもなく、単純に部活の代表を1年間務めた上で、学んだことをまとめている、というだけです。

前回の反省を活かし、まず端的に結論を述べます。

組織にとってマストな人間ではなく、ベストな人間になるべし

ではそもそもマストな人間とかベストな人間て何よ、という話をこれからしていきます。

マストな人間がいる組織

僕が思う存在がマストな人間がいる組織というのは、これはもうわかりやすく ・案件一つ全部持っている人 ・他の誰もができない何か一つのスキルのスペシャリスト とかがうじゃうじゃいる組織のことですね。 こういうとき1人が休むと、「あいついねえと回らねえよ!」という話になるわけです。

僕が部長のときも、どうしてもいろいろと首を突っ込み、いらない仕事を自分で増やし、なおかつ自分は倒れられない。割りと厳しい状況におかれました。 今倒れたら部活がやばいというプレッシャーや、次々に振ってくる細かい仕事、考えなきゃいけないことも多く、とても他の人にかまっている余裕なんてありません。

ベストな人間がいる組織

コレに対しベストな人間で回る組織というのは、補完が聞きます。 ちょっと質は落ちてもそれぞれが情報共有ができていて、各々のスキルをある程度共有して持っていれば、誰かが体調が悪ければ、「とりあえずここまでやっとくよ」とかいくらでも対応可能です。

もちろんこれは難易度が高いことだと思います。 部活程度なら、作業なんて書類作成とか、メール作ったり、スケジュールたてたり、なんてことがほとんどですが、発注案件や制作案件になるとまた難しくなるのでしょう。

リーダーの役割

ただここで重要なのはおそらくリーダーの役割だと思います。 困ったことに、リーダーというのは、ある程度スキルがあり、人望があるからなったのでしょうから、いろいろとできてしまうわけです。そこでその人がどんどんと業務を引き受けていくと、組織は崩壊していきます。 なぜならリーダーが各作業でマストな人間になってしまい、 ・作業効率が落ち、 ・若手が育たず、 ・余裕がなくなり、 ・仲間にまで目が届かなくなる からです。

だから僕は基本的に自分の業務を減らすように心がけています、という話でした。 それで、忙しそうなところの仕事を巻き取ったり、相談にのったり、いろいろとヘルプに入ることができました。 それがまた周りの余裕を生む場合もあったと思います。 まあどこまで実践できていたかさておき、ですが。

また初期の反省として、プラスαの仕事を自分で増やしていたんですね。 別にそこまで拘る必要ない運営メンバー向けのエクセルシートとか、そういうものにいちいち時間をかけていたせいで、他の人はそれを触りにくくなるし、僕も時間をとられる。 そういうものの積み重ねで辛くなった経験がありました。

まとめ

以上2回、電通の話に触発され、正直これから社会人になる身として他人事ではないなと感じたのでまとめてみました。どんな人生を歩むことになるかまだまだ先はわかりませんから。それこそ人生100年時代に突入するわけですしね。

cyclemem.hatenablog.com

特に1回目のキャパの話は僕にとってかなり重要な話でした。二つ目の組織の話は、所属する団体によって大きく変わるものだと思います。 では、こんな記事でも誰かの役に立てば嬉しいです。