JMOOCの修了生の意識調査
今後の研究テーマを考えていくためのメモ
研究対象:JMOOC講座受講生、特に修了生
比較対象:オンライン大学院卒業生(先行研究を元に)
先行研究:オンライン大学を卒業した社会人学生の解雇と展望に関する調査(関和子・冨永敦子・向後千春)
今手元に論文のコピーがないので、明確なことは書けないが、ここで用いられている手法を応用し、質問表もほとんど同じものを用いることで結果を比較する。
研究の意義として、
- JMOOC受講生の受講要因が明確になることで、日本のオープンエデュケーションがまず対象とするべき対象を明確にすることが出来る
- JMOOC修了生の継続要因を明らかにすることで、その結果を他国のそれと比較し、その高い修了率の要因を探ることが可能になる
- JMOOC修了生のライフヒストリーやバックグラウンドを探ることで、生涯教育が可能となる学習環境の模索が出来る
ことなどがあげられる。またJMOOCが採用するカテゴリー別の講座(大学/一般/専門大学)ごとに同様の調査を行うことで、外発的/内発的モチベーションとの関連も調査可能かもしれない。
研究を進めていくうえで、
- JMOOC理事の福原教授/京都大学飯吉教授/北海道大学重田教授に話を伺うこと
- 研究設計については国際基督教大学西村教授などにもアドバイスをいただくこと
- JMOOCや海外のMOOCの修了率とその要因とされている事例を調査しリスト化すること
- オンライン教育におけるモチベーション維持に関する論文をいくつか読むこと
- 生涯教育学/高等教育学/教育工学/教育社会学の知見を広めること
などが必要な勉強としてあげられる。
がんばろう。