人生100年時代の働き方
昨日ミテモ株式会社さんのワークショップ「人生100年時代の働き方 ~今こそ、キャリアの描き方を再定義しよう~」に参加してきました。
【人生100年時代の働き方】 ~今こそ、キャリアの描き方を再定義しよう~
忘れないうちに感じたこと、考えたことをまとめようと思います。
働き続ける時代!!
どうも人間なかなか死ねない時代になったらしいです。現状50%くらいの人は90までは生きれるそう。 僕はそんなに健康的な人間じゃないから…としても70は突破するのかなあなんて。
となると50年は軽く働き続けることになるわけで… しかも年金とかいくらもらえるんだかわからない僕ら世代は、定年後も働いている可能性が0ではない。
じゃあそこまで含めて、今一度キャリアを見直してみようよと、そういう会でした。 なので参加者はほとんど社会人。30代の方が多かった印象です。
内容は、 まず40歳前後で大手からベンチャー企業へ転職した方のプレゼンを二つほど、 その後ワールド・カフェという形式で、テーマを決めてフリートーク 20分×3 という感じでした。
若干脱線しますが、ワールド・カフェというワークショップの形式、結構面白かったので頭に入れておこう。
ここからはワールド・カフェで出てきたキーワードごとに簡単に思ったことをまとめます。
スキルの掛け算をする
これは一人目のプレゼンターの方のお話に出てきた内容です。
例えば、営業のスキルがある!だけではダメで、 そこに「英語」「エンジニア」といったプラス要素があることで、自分の売りになるんだ、というお話でした。 雑ですけど数字で表すと、営業 (40%) × 英語 (50%) × エンジニア(20%) = 4% ってなるよってことですね。
ずっと大学の指導教員に言われていた、 データ・サイエンスだけじゃ勝てないけど、 インストラクショナル・デザイン × データ・サイエンス × 英語 ならきっと職業は沢山あるよ、 という話も同じ理論ですね。
この話自体も面白かったんですが、その後のワールド・カフェで漫画家の方が、「自分にしか出来ないこと」は何かというお話をしていたんです。 その独自性みたいなものって上の掛け算だとあんまりないんですよね。1つのモデルケースですから。
自分にはそういう「自分独自のもの」、もしくは今まで掛け算があんまり行われてないようなものってないかなーと考えてたんですが、多分和太鼓だな、と。
僕は中学からもうかれこれ10年程和太鼓を続けているんですが、 和太鼓の教育利用経験があって、しかもインストラクショナル・デザインやデータサイエンスの知見もある。
ってなるとかなり面白いのかなーとかぼんやり考えていました。
自分の軸をどこに置くのか
1つ目のキーワードがスキルなら、2つ目のキーワードは軸だったと思います。
例えば、1つ目のグループでお話した方は働くときに自分が辛いときに立ち返れる軸を大事にしている、ということでした。 和太鼓部で言うと、公演前の辛いときに立ち返るための企画趣旨みたいなものかなーと思います。 もしくはなんで自分がe-learningを職業にまでしたいと考えているのか、とか。
次のグループでは、自分の生活の軸を社内に置くのか社外に置くのか、というお話がありました。 「社内にいながらコンパスのように、社外に繋がりを持つ」という意見がとても興味深かったです。 それはワールド・カフェの発想にも似ていて、異業種の人との対話ってびっくりするくらい学ぶことが多いんですよね。昔ふざけてアカデミック合コンとか言って、友だち何人か呼んで徹夜で語り明かすみたいなことを数回したんだけど、めちゃくちゃ刺激的だったもんなあ。
もう一つ、これは軸の話なのかなと思ったのは、 2人目のプレゼンターの方が仕事で大事にしたいこととして、「公私混同したい」と仰っていた点です。 自分の軸をプライベートと仕事との2本持つんじゃなくて、公私混同していきたい!ということでした。 普段悪い意味で使われる公私混同という言葉ですが、「仕事」を考えるうえで大事なキーワードだと思います。
そもそも働くって何よ…?
そんなこんなで僕が最後に突き当たった疑問はこれです。
多分今まで就活を真面目に考えてこなかった1つの理由はここだと思います。もっとちゃんとした理由もあるからそっちしか基本言わないけど。
僕は今まで割りと友人に紹介してもらったり、紹介したりしながらアルバイトをしてきていて、それなりにいろいろな機会をもらいながら生きてきているんですね。 アルバイトも働くだし、インターンも働いてるし、そもそも働くってなんだ?と。
例えば、僕からしたら家事だって「働く」に入る、勉強も「働く」、子供なら遊ぶことが「働く」。 ああ、でもこうやって書いていると、やっぱり「価値の提供」っていうのが「働く」ためのキーワードなのかしら。
最近こうやって備忘録的に文章を書いているわけですが、ふとこんなブログ記事を思い出したり。
とりとめもない文章ですが、もし読んでくれている方がいらしたらありがとうございます。 現状質より量で攻めているので、内容が稚拙なことは大目に見てください。
では。
これからの学習に必要なスキルは何か
いやー雨が強いですね。ようやく本格的に梅雨っぽくなってきました。 さて、連続更新2日目です。まあ今回はたまたま書きたいことがあっただけですが、書けるときには書いておこうと思います。 ここのところUdacityを使ってPythonの勉強をしているんだけど、今日はやっていくうちに感じたことをまとめます。
Udacityって何?
そもそもそれなんですかっていう方もいると思うので簡単に。 UdacityっていうのはMOOCsの1つで、簡単に言えばオンラインで主にプログラミング関連の勉強が出来る場です。他のMOOCsとしてはedXとかが挙げられますが、そちらはもっと人文系も取り扱ってるし、高等教育機関の影響が強いです。一方Udacityは企業との連携が強くて、ある程度お金払えば学習履歴で就職活動を行ったりすることも出来るはず。 またMOOCsにしては珍しく、各コースの期限がなく、全てが自分のペースで学べるようになっています。
Pythonは?
これは正直説明出来るほどわかってるわけじゃありませんが、今勉強してるのは将来的にLearning Analyticsという分野で仕事が出来るように、データ解析が得意(らしい)Pythonを勉強しておこうという腹です。Rは触ったことあるけど、こっちはさっぱりなので… まあ単純にIntro to Computer Scienceという今とっている授業が、Pythonで検索エンジンを作ることが最終目標なのも大きいです。
やってるうちに感じたこと
知識を持つことよりも、知識をどう使うかが重視される
ありきたりな話ですが、今回受講していて強く感じたことです。
Udacityってどの授業でもそうなんだけど、ある地点から難易度がぐっとあがるんです。こんなん無理だろ!どうやんだよ!ってなることが多々出てきます。
僕の場合は、Lesson2のProblemset(Option1)まではほとんどノーストップでいけたんですが、次のOption2からもうダメですね。全部で5問あるんですが、毎回ググったり、掲示板見たり、紙に書きまくって一日一問くらいしか進んでません。全Lesson7までなので、まだまだ先は長い…。
それで、最初はちょっと飛ばしすぎだろ!と思ってたんですが、段々やっているうちに「自分で調べて、その知識使って自分で勉強していけよ」というメッセージを感じました。というかそういう学び方が今大事なんだろうなと。
ちょっと本気で調べてもらえれば分かるんですが、このご時世ネットで探せばいくらでも教材は出てくるんですよね。でもそれってコンテンツだから作成者に質問とか送るのは難しいし、誰でも作れるということは間違ってる可能性もなくはない。というか場合によっては、1つのものごとにそれぞれの立場があるので、ものによって解釈が違うなんてことはままに有る。
このとき大事なのは、どれが正しいのよってちゃんと判断出来るメディア・リテラシーですよね。しかも更に言えば複数のソースを見つけてきて、しかもそれを自分で解釈・利用出来るっていう能力が必須なんです。そしてUdacityの学び方はある程度このスキルを前提にしている。
だから基礎基本は教えるけど、問題を解くときにはいろいろ調べてみてね、ということになる。だってそれ習ってねえし!は通用しない。多分ギリギリ習ってることだけでも解けるんだけど、そうするとすごい遠回りだったり、アイデアが必要だったりするんですよね。
つまりまとめると、知識はもうそこにある。調べればいくらでも出てくる。だから課題になっているのは、
- まず調べられるのか
- 情報の解釈が出来るか
- 得た情報を自分のものとして利用出来るか
だと思うんです。
このうち1つ目だけに特化した人が多いし、2つ目だけにメディアリテラシー教育は注力する傾向にある。だけど3つ目が出来ないなら、1つ目と2つ目はもうあまり意味がないですよね。
何かを教えることより、きっかけを作ることが大事
別に知識なんて覚えなくていいよねと言ってるわけじゃないけれど、教員も含む教育コンテンツの役割は「学ぶきっかけを与えてやる」ことだと思うんです。例えば僕の友人に世界史馬鹿みたいなのがいましたが、彼は幼少期に日本の歴史と世界の歴史シリーズを散々読んだ結果、中学の誕生日に世界史研究をもらって喜ぶような男になったそうです。そうやって、きっかけさえ与えられれば学ぶ方法はたくさんあるんだから、そこを意識的に教育コンテンツが担うべきなんじゃないかと。
そんなことを考えているときにたまたま見つけた記事に、
だからこれから価値のある教師というのは、知識やスキルを楽しく教えてくれる人か、人間にしかできないことを教えてくれる教師なのです。 人と人とのコミュケーション、遊び、社会との関わり、他者との関わり、いい人柄になることの大切さ、真理、などなど、たくさん教えることはある。 知識やスキルよりも、そっちのほうが生きていく上では大切なことだから。
と書いてありました。楽しく教えてくれる人っていうのは僕の理解ではきっかけを与えてくれる人です。ただこの「人間にしか出来ないことを教えてくれる人」というのはちょっと疑問がある。これは僕が今後人工知能はどうなっていくと思っているかに関わる話なので今回は深くは書きませんが。
もう一つ、少し視点は異なりますが、移動式本屋「BOOK TRUCK」を運営している三田修平も似たようなことを言っていました。
── ふだん本を読まないひとに本を手に取ってもらうために、工夫されていることはなんですか? 三田 「あ、コレ知っている!」って思ってもらえる本を、散りばめておくことですね。知っている本があるかないかで、自分と本との位置関係が決まると思っていて、その点がぼんやりしていると「この店はぼくがいるところじゃない」って途端につまらなくなってしまうんです。
── さきほど、お客様と本との接点を、絵本で引き寄せるというお話がありましたが、いつでも絵本を置けるわけではないですよね。もうすこし普遍的な、売り場づくりでいうと、どういう視点が大切なのでしょうか。 三田 本屋の要素は「検索性」と「提案性」の両輪があるというのが、ぼくの持論です。昔は検索性の高いお店の方が、本が売れました。たとえば特定の小説家や専門書は、きちんとカテゴライズされて、あいうえお順に並んでいれば、目的の本にすぐたどり着けましたからね。でも、いまはオンライン上で検索すればあっという間に本が買えます。検索性の高い売り場は、どんどんオンライン上に移行しています。 それならば、実店舗は売り場そのものをおもしろくして、提案性に特化していくほうが、本屋として魅力的になるし、お客様も来てくださると思うんです。旅というテーマに合う小説や専門書、ガイドブックや写真集などを同じ棚に置くとか。目的買いではなく、雰囲気を味わいに来てもらうほうが、これからは大事になると思います。
これからの教育はどうなっていくか
どうなっていくんでしょうね。
僕は先日お邪魔したNew Education Expoで聞いた「Instructional Design から Learning Designへ」というフレーズが印象的でした。そうなっていくんじゃないかと思っています。
だからこそ、学校という場がどう機能すべきなのか考えていくべきだと思います。学校外からのアプローチは非常に沢山の取り組みが為されているけれど、学校自体が持つ役割がどんどん希薄化している気がするので。
最後にもう一つイケダハヤトさんの記事を引用して終わります。
デストロイヤー・イケダハヤトとしては、学校の価値を、もっと落とさないとダメなんだろうなぁ、と思っています。 学校なんて趣味のサークルみたいなもんです。学校なんて大したものじゃないし、あそこに入り浸ると「自分の頭で考える」能力が失われています。なんでみんな、そんなにこだわるんでしょうね。
この記事で紹介されている「悩みどころと逃げどころ」面白そうなので読んでみようかしら。
- 作者: ちきりん,梅原大吾
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では。
「挫折した・理解出来なかった本再読キャンペーン」経過報告
太鼓眼鏡久しぶりの更新です。 前回の更新がおよそ4ヶ月前ということで、まだあの頃は4年にもなっていなかったんだなあと時の流れに恐れおののいております。
僕自身は人生設計に大きな転換があったものの、概ね元気にやっています。ただここのところインプットばかりで、アウトプットの機会を作っていなかったので、まて定期的に更新をしていければと思います。
さて、今回は予てより機会を見ては実施している、「挫折した・理解出来なかった本再読キャンペーン」の戦況報告をしたいと思います。
「挫折した・理解出来なかった本再読キャンペーン」とは
まあ名前の通りですが、太鼓眼鏡は本をあほみたいに積む習性があり、しかも時々身の丈に合わない古典なんかに手を出したくなります。その結果、「あーもう難しいしいいかなあ」とか「コレ読み終えたけど結局何言ってんのよ」という本が多く手元に残るわけです。
しかしご存知のように、プライド高めの僕として本屋でその本を見るたびに、ないしは著差名を見るたびに、苦虫を噛み潰したような思いをしていたわけです。
そこで大学に入ってからの成長を信じ、今なら読めるだろう!、ということで再挑戦する取り組み、それが「挫折した・理解出来なかった本再読キャンペーン」です。
戦況
これまでブログではこの取組を取り上げてこなかったので、簡単に現状を今回はまとめたいと思います。
1戦目:ドストエフスキー
こいつは強敵でした。高校時代何を思ったのか、急に「悪霊」に手を出し、あのながーい序章で挫折。それからはもうドストエフスキーと聞くたびに悔しい思いをしたものです。でもなんか小説ないかなーと思うと大抵一度は目につく、そして悔しい思いをする、というのを繰り返していました。
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そこでまずリベンジ戦として選んだのが「罪と罰」。ラスコーリニコフに全然感情移入できないし、やっぱり最初の情景描写で何度も死にかけましたが何とか読破。下巻は割りと一気に読めた印象。
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次にチャレンジしたのが、「カラマーゾフの兄弟」。正直これも理解したとはとても言えない状況ですが、何とか読破。めちゃくちゃ時間かかったな…。
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というわけで現状2勝1敗ですね。そろそろ悪霊に手をだすのもいいかなあ。
2戦目:村上春樹
割りと好き嫌いが大きく分かれるのかなあと思うんですが、僕は「海辺のカフカ」と「1Q84」に昔挑戦し、前者は読破したものの理解できず、後者は大分序盤で投げ出しました。
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それからはずっと敬遠してきたのだけど、ある日塾の生徒が学校の課題で英語で「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいるので手伝って欲しいと言ってきたんですね。これはチャンスだなーと思い、洋書と和書をまとめて購入。洋書は大分初期に投げ出し、生徒はグロ描写に心が折れていく中で、何とか僕は読破。正直ノモンハンの件で1回本置いたけど。
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その次は、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」「ノルウェーの森」「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」を読み、
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宇野さんの「リトル・ピープルの時代」やエッセイ「職業としての小説家」を読んだりするうちにどっぷりはまりました。
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そしてようやく、ちょうど昨日「海辺のカフカ」を読破。全く飽きずに読めたのはキャラに好感が持てたからかなあという印象。まだ理解出来ない箇所はあるけれど、1勝としてもいいでしょう。
ただ個人的には「ノルウェーの森」が一番好きでした。
3戦目:グレート・ギャツビー
ここに来て著者名でなくて作品名ですが。ノルウェーの森で凄い薦めてくるので、再チャレンジを決意した本です。
大学の夏季課題として、洋書を読めというのがあって、ちょうどディカプリオ主演で映画をやっていた「グレート・ギャツビー」を選んだわけです。でも序章から単語難しくてわけわからんし、無駄に生真面目でいちいち辞書をひいていくうちに開く回数が減り…。と典型的な読まなくなる読書をして、挫折しました。課題は映画でどうにかしたけど。
- 作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹
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今回は村上春樹訳で挑戦。そしてこれが映画を見ていたおかげもあり、めちゃくちゃ面白かったんですね。出来れば次は洋書で読みたい本です。
4戦目:車輪の下
こちらは昔Facebookに投稿したものを見つけたので、そのまま記載。
- 作者: ヘルマンヘッセ,Hermann Hesse,高橋健二
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先日ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」を読みました。確か中学2年くらいのときの夏休みの課題図書だったと思います。 当時はもう暗いし古臭いし、全然面白くなくて、結局全部読んだのかも覚えていません。でも何となく頭の片隅にその題名はあって、本屋で見かけると手に取っていました。 大学に入ってすぐ、せっかくだし読み返してみようと思い再度購入したのですが、忙しさに構えけて放置し、結局読了ならず。途中まで昔とは違う感慨はあったものの、やはり暗いなあという印象が強かったように思います。 自分は基本的に付き合いが悪いんですが、たまにはと思い中学からの友人とご飯に行った時にちょうど「車輪の下」の話が出たんですね。自分と同じように、友だちにも何かそのタイトルは残っていたみたいです。それにちょうど読んでいた「ノルウェーの森」でも、主人公がふと「車輪の下」を読むシーンがあって、それで気になってまた手にとってみました。 人並みな感想ですが、とても面白かったです。暗いけれど、暗いだけじゃないなと初めて思いました。中高一貫校に通っていた自分達にこの本を読ませたかった、国語教師の気持ちが少しわかるような気がします。伝わるまでに大分時間がかかりました。
これからの戦い
さて、ここまでほとんど勝ち越しのみなわけですが、挫折している本も山のようにあります。ざっとリストしてみます。
………割りと思いつくままに読み進めているので、ぱっと本棚に目についた本だけリストしたけど、現状積み本だけで50冊くらいある状況。なのに本屋好きかつ、運命感じちゃうとすぐ買っちゃうからどんどん増えていくんですね…。
まあいいか。今回は小説ばかりでしたが、最近特に幅広くいろいろ手を出すようにしているので、また読書感想文でも書こうかと思います。
では。
Anki生活が再始動。
前回はマークダウンについてだったので、今日はAnkiについて。
とにかく英語が出来ない。
ここのところ自分の英語の出来なさにちょっと焦りを感じていて、とにかく読み書きを出来るようにしたいと。散々E開講をとりまくっただけあって、読みはまあ出来ないわけではないけれど、書きがもう酷い。
あまりにも出来ないので泣きながら考えたのだけれど、いくつか原因というか出来ない要素が挙げられる。
- 語彙力があまりにもないから、いいたいことを適切に表してくれる英単語がわからない。
- 文法がもう抜け落ちてて、本当にアホみたいなミスを繰り返しがち。
- 論文とかによく使われる英語表現をそもそも知らない。
- そもそも日本語にしても書くこと自体が苦手。伝わらない男とかサブタイトルつけられてもおかしくないレベル。
余計悲しくなって来たところで、これへの対策を考えた。
- 語彙力→もう勉強するしかない。単語帳やろう。→TOEFL対策の英単語帳をやろう!
- 文法→同じく勉強するしかない。けど受験勉強みたいなことしたくない。→文法書みたいなのを流し読みしよう。
- 英語表現→覚えよう。うん。→いくつか本を使って覚える。
- 書き方…→How to本みたいなのを読もう。
で、ここでようやく本題。
英単語学習が続かない問題。
いやあ、実はこういう振り返りはもう何回目かという感じで。10枚くらい書かれた単語帳が転がってるんですね、その辺に。 で、このままやっても仕方ないといろいろ考えました。
ちなみに教材はキクタンを使ってます。
聞いて覚える英単語キクタンTOEFL Test 頻出編―ITP&iBT両対応
- 作者: 田中真紀子
- 出版社/メーカー: アルク
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ついでにたまにiPhoneアプリのmikanをやってます。mikanいいよ。今回の主旨とずれるから書かないけど。
株式会社mikan | 圧倒的に一番速く覚えられる英単語アプリmikan
閑話休題。
そして思い出したのが、この記事。
決して後退しない学習ーAnkiを使うとどうして一生忘れないのか? 読書猿Classic: between / beyond readers
もう溺愛している読書猿で紹介されているんだからやるしかない!ということでAnkiを早速ダウンロード。実は前にもしたことあるんだけれど、その時はよく使い方もわからず挫折してしまったんだよね。
ということでここで再度Ankiを使っていろいろ暗記していいこうと思います。
とりあえず備忘録的に記載。やり方使い方はもう少ししたらまた挙げます。
マークダウン記法やってみた
マークダウン記法で少し遊んでみた。
春休みにようやく入ったので、少し遊んでみました。
マークダウンってなんだ。
なんだか巷で話題のマークダウン記法とかいうものをふと思い立って試してみました。参考にしたサイトは以下の通り。
特に2つ目のサイトで紹介されているSublime Textはずっと使っているエディタだったので、パッケージもインストールして便利便利。結構分かりやすかったです。
見出しをちゃんと意識して書かねば…マークダウンというのは、
Markdown(マークダウン)は、文章の書き方です。デジタル文書を活用する方法として考案されました。特徴は、
手軽に文章構造を明示できること - 簡単で、覚えやすいこと - 読み書きに特別なアプリを必要としないこと - それでいて、対応アプリを使えば快適に読み書きできること などです。Markdownはジョン・グルーバー(John Gruber)によって2004年に開発され、最初は Daring Fireball: Markdown で公開されました。その後、多くの開発者の手を経ながら発展してきました。
だそうです。出典は、日本語Markdownユーザー会。
とりあえずいろいろ試してみたい。
今までのところで、リンクと箇条書き、引用は試して見たので他のもいろいろ意味もなく試してみたい。
と、これで区切り線。
- 区切り線とかあんまり
- 使い方わからないけど
と、これで数字の箇条書きもクリア。
a = {1, 2, 3}
意味のない数式も入れたし…
グラフ | とかも | 作れちゃう |
---|---|---|
でも | 作るの | めちゃくちゃめんどい |
研究計画書を書いてみた
はい、タイトルの通りです。ようやく長かった闘いが終わり、計画書が書き終わりました。
実は8月くらいから構想を練り始めて、変わりに変わった結果書き始めたのが12月の下旬。最初の4ヶ月は何をしていたんだ…。
今回学んだことをいくつか書いてみます。
1. プレゼンの役立ち方が異常。
今回研究計画をするにあたって3回ほどゼミでプレゼンをする機会がありました。このとき時間は限られているので、箇条書きで必要最低限の内容に収める必要がある。
これが事実上の最初のアウトラインみたいになっていて、この要素を最低限含んだ内容を書くのにかなり役立ちました。
2. アウトライン考えるの難しい。
なんかこれは自分の性格の問題で、アウトラインを考えてから文章書いてーていう段階を踏むのが苦手みたいです。人にがーっと話してはメモをとって、文章にしては直してっていう道筋の方が合っているのかな。
とは言っても苦手苦手じゃ仕方ないので、これからは出来るだけアウトラインを使っていこうかなと思います。ちょうどRWもあるしね。
3. Tree2とdot言語が神。
これは前も紹介したかもしれないけど、dot言語ていう要素の関係性を図式化するのにめちゃ便利なプログラミング言語があります。これを使うだけで変数間の関係や、先行研究の流れがわかりやすくて便利でした。
アウトライナーのTree2もかなり使いやすかったです。ちょっと調べてみてください。
とここまで書いたら眠くなってきちゃったので、今日はここまで。
イリアスを読んだら神がチートすぎて面白かった一日でした。ではまた。
schooをまた受けてみた
たまたまgmailに来ていたschooからの通知を見たら「ネット時代のニュースを読み解くビジネス教養 -ICTが変える教育の未来-」という授業をやるそうなので、またschooで授業を受けてみました。
schooて何よて方はホームページで見てみてね。簡単に言えばビジネス系の学習動画コンテンツを配信しているサイトで、ライブ授業型なところに特徴があります。基本的に無料なんだけど、アーカイブを見る場合は有料サービスになる。
昨今のビデオ教材は短くなる一方なのに対して1時間の授業を配信しながらしっかり生徒を集めていて、個人的には結構注目しています。
ちなみに前回の感想はこちら。
ほい、では今回の感想です。
1.今回前回と違った点として、スタジオ側にも生徒役の人が二名いた。
実際の生徒、しかも大学生とビジネスマンが一人ずつ参加することで、受講者に親近感を覚えさせる効果がある。また、例えば質問に対してネット上でコメントがあまりなかった場合も、具体的な例を出させることで活性化させる。
一方で、コメントなどはスタジオ側のがタイムラグがない分受け取りやすく、スタジオ側がすごい盛り上がっているなあ…というテレビ感覚での視聴になっていた。
2.生徒間での交流があると思っていたけど、そうでもないか。
schooは同期型のタイムラインがあるので生徒間、生徒教員間でコミュニケーションがとれる。と今までは思っていたのだけど、タイムラインというのはそもそもTwitter的な交流しか出来ない。ので、選択的な交流になるし、イイネボタンみたいな簡易化した交流が多用される。
しかもつぶやきが流れてくるだけなので、どちらかというとニコ動とかのコメントに近い感覚。画面上に表示されないだけか。
また、動画を見始めると「着席しました」のコメントがタイムラインに流れるんだけど、それにイイネがつく。これは運営側がやっていることなのか、コミュニティがすでに形成されていて、内輪内でのものなのか、どうなんだろう。
あ、でも自分のコメントにイイネがつくとちょっとうれしい。
3.インターフェースが少し使いにくい。特にノート。
実際の授業画面はこんな感じ。右側がタイムラインで、下のコメントのところから投稿出来る。TwitterやFacebookも利用可能。ただこれ普通につぶやき感覚でコメントしているとFacebookが酷いことになるので要注意。
ついでに、資料というボタンを押すとこんな感じに動画と資料が並列で視聴可能。
問題はこの下のノート部分で、ボタンが多いし、真ん中らへんで区切られているし。保存ボタンがある割には自動保存されるうえに、どこに保存されたのかは謎。また出力も出来ないみたい。となると普通に他のアプリでノートとるよなあ、と思ってしまった。
また少し画面がごちゃついてる感じがする。色んな機能を詰め過ぎ?必要ない機能は省いていく必要があるかもしれない。
*少し脱線ですが、このブログを書いていて気付いたんだけど、FacebookとTwitterでコメント量に対する意識が大分違うなと思った。でもそれってTwitterに字数制限があったからで、これから制限がなくなると変わっていくかもねって茂木さんが確か言ってた。
ではまた。