mendeleyで文献管理してみた
連日の更新です。半分は現実逃避なんだけど、備忘録的に残しておきたいものは重なるものですね。
余談ですが、昨日と同じ方法で和太鼓部向けにgoogle driveの使い方講座的なのを作ろうかなーとか考えています。結構面白くてはまりそう笑
さて連日研究計画書に追われているわけですが、そんな中で論文をどう管理するかという問題が生じました。今まで試してきた方法として、
1. zotero → ちょくちょくてかかなりcitation間違ってる。中途半端に間違えられるからかなりイライラする。
2. Evernote→pdfとかを保存するにはうってつけ。なんせプレミアム会員ですから!アップロード上限もほぼない!完璧!でもcitationはしてくれない。
3. Google Drive→evernoteとほとんど同じだけど、アップロードもしにくくcitationもしてくれない。共有は楽だけど、いろいろと残念。
4. Dropbox→Google Driveに同じ。なんなら上限もあるし、いろいろ不便。
とここで、救世主Mendeleyです。
実は先学期の授業で先生に話は聞いてたんですが何となくよくわからなくてスルーしていました。
で、今回必要に迫られて使ってみたら捗る捗る。
上が公式サイトで、下が参照したサイトです。Wordにアドインがあるのがまじで素晴らしい。
で、更にこのpdfファイルがマニュアルみたいになっていて、ウェブで見つけたのの中では一番詳しかったです。
http://library.k.tsukuba-tech.ac.jp/ori/Mendeley.pdf
ほい、それじゃあどんなmendeleyてどんな感じなのよということですが。
アプリはこんな感じです。pdfファイルをドラッグすれば、英語論文なら大体ネットから見つけてきてくれて必要な情報は勝手に埋めてくれます。日本語だとあんまり見つからないのでマニュアルで補完しましょう。
pdfごと登録出来るので、こんな風にビューアを起動させたりコメントやハイライトをしたりも出来ます。
では、実際にWordで使ってみます。まずアドインの登録をするのに、ツール>テンプレートとアドインへ進みます。そこでMendeleyにチェックするだけでいけるはずです。違ったらごめんなさい笑
まず上のツールバーからアドインを選びます。そして引用を入れたいところを選択してから、Insert or Edit Citationを選択します。
すると、こんな感じのポップアップが出てくるので、ここで著者名とか検索して論文を選んでいきます。今回はYoshimuraさんのとKimさんのを2つ引用してみました。
こんな感じになります!
更に、その後参考文献の一覧を入れたいところで、Insert Bibliographyを選択すれば、あら不思議。面倒くさい参考文献表が一瞬で出来上がるという。
と、まあこんな感じでした。今回画像が背景白ばっかりでちょっと見づらかったな…枠線とか入れればいいのかしら。精進しますね。
気が向いたら更新していきます。ではまた。
ホームページを作成してみた
お久しぶりです。ここの所研究計画書の作成に追われ課題も何も放り出していたんですが、ようやく今日一段落ついて評価待ちとなりました。
とは言っても明後日くらいには赤ペンびっしりの再提出が出てきて…と予想しているんでゆっくり出来るのは明日くらいですかね。
さて実は放り出していた課題の中に実はウェブサイト制作というのがありました。Google Siteを用いて簡単なウェブサイトを作れというもので、最近Rや統計学を勉強しているため、ちょうどいいやと思って「太鼓眼鏡と学ぶR-stat」というサイトを作成しました。
そのときの過程が結構面白かったので備忘録的に残しておこうと思います。
まずサイトのURLがこちら。開いてもらうとこんな感じになってます。ちなみに右上の画像は授業でPhotoshopを使えと言われたので元々彼女にアイコンとして作ってもらったものを加工して作成しました。すごい簡単な加工だけど、結構普通に文字とか消せるしすごいなあと。
今回は複数ページ作ればいいということだったので、全部で9ページほど作成しました。ホームページからイントロダクションやデータの読み込み方などいろいろとね。
で、問題は統計てつまらないってことです。基本的に統計のサイトってほとんどが文字で面白くないんですね。それを先生にも指摘されまして、
先生「え、これ文字で作るの?」
僕「そのつもりです。自分の備忘録的なものなので。」
先生「えーつまんないじゃん。ビデオとか使いなよ。」
僕「」
というわけで、急遽QuickTime Playerを用いて画面収録を行い、iMovieで軽く編集した後、YouTubeにアップ。それをサイトに貼り付けるという割と面倒な手順を踏むことが決定しました…。
その際参考にした記事がこちら。実はこれゲームの実況とかする人用だったので、参考にしてダウンロードしたLadioCastとSoundflowerは使わなくて消しちゃったんですけどね笑
で、そのときのことをまとめておこうと思います。ようやく本題です。
1.QuickTime Playerを開き、新規画面収録を選ぶ。
2.赤丸を選択すると録画する範囲選択画面になる。録画したい箇所だけ選択する。
*このとき赤丸横の下矢印を選ぶと音声の入出力のオプションが出ます。これをいじることで、ゲーム音声をとり込んだり内蔵マイクの音をとり込んだりということが出来ます。
3.録画する。これはもうとりあえず最後までいくことが大事でした。最初はいちいち撮り直してたけど、それじゃ面倒なんでミスったら間を空けて再スタートする。
画面録画の何がいいって、特に動きが画面にないのでどこから始めても切り貼りしてもあんまりばれない。なんなら音声を後からナレーションみたいにつけても大丈夫です。
4.iMovieで編集する。これは僕の場合は鼻炎なんで鼻すする音とか入っちゃってほんと勘弁て感じでした。簡単な切り貼りや後ろの音を消したりするだけなので初心者でも簡単に出来ます。ちょっと重いのが難あり。
5.書き出し>ファイルで、mp4に変換する。ここが重い…。でもこれが出来ればもうほとんど終わり。
6.YouTubeにアップロードする。
7.ページにアップロードする!
挿入からYouTubeを選択し、URLを入力。保存すればおーけー!!
と、まあこんな感じで(面倒で画像ばかりですが)一ページ完成です。
このページはイントロなので簡単に作成しましたが、他のページだと画像でプラスの解説を入れたり文字で概説を入れたりしています。
これからまた適当に更新していくので、暇なときにでも見てみてください。
では。
急ぎで大量の論文を読む
こんばんは。新年初の更新です。
明日も朝早いので手短に書きます。
最近院の選考に向けて向けて研究計画書を用意しているんですが(進捗ダメです)、その際以前もここで紹介した読書猿を始めとして色んなブログが役に立っているので、記事を適当にシェア。
半分備忘録です。参考程度にしてみてください。
→魔法の世紀を読んでから大注目の落合さんの論文解読フォーマット。特に次に読むべき文献は?という問いからどんどん論文がつながっていくのでいい。あと先行研究との比較を書き込めるので、何が大事な論文なのかひと目でわかる。
これくらい要素だけを抽出して、目的を持って読むとすごいスピードで論文が消化出来ます。変数を1つに絞って調べているときとかは、段落の一行目だけ読んで該当しなければ飛ばすか流し読みをするとか。
特に英語論文の場合、最初の行がトピックセンテンスで大事な内容なことが多いからわかりやすい。
自宅でできるやり方で論文をさがす・あつめる・手に入れる 読書猿Classic: between / beyond readers
論文に何を書くべきか→これだけは埋めろ→論文作成穴埋めシート 読書猿Classic: between / beyond readers
長い文章を書く人のためにアウトラインプロセッサの基本をまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers
自分の理解を理解する→何をどのように分かっているかを可視化するISM構造学習法の考え方 読書猿Classic: between / beyond readers
→このdot言語はまじでいいです。少しプログラミングがわかってればいくらでもいじれるし、簡単にコンセプトマップが書けるすぐれもの。超お勧め。
論文は何からできているのか?それは何故か?から論文の書き方を説明する 読書猿Classic: between / beyond readers
集めた文献をどう整理すべきか?→知のフロント(前線)を浮かび上がらせるレビュー・マトリクスという方法 読書猿Classic: between / beyond readers
→レビューマトリクスが使い勝手良し。dot言語と組み合わせてもよし、落合さんのフォーマットに変数やサンプル数など基礎情報を付け足して使うもよし。結構応用が効きます。
適当に書いていきましたが、自分の課題はアウトラインプロセッサを以下に有効に使うかと、英語ライティングだなあ。日々少しずつ精進します。だらだらせずに時間の確保が一番の目標ですね。
全然別件ですが、最近ピクミン2を入手してハマりました。これにあまり時間をとられずに、上手く息抜きとして使っていきたいと思います。
では、おやすみなさい。
伊藤計劃シリーズ①
1月ほど前から映画が始まった伊藤計劃プロジェクトを2つほど映画館で見てきました。後からだけど本も読了しました。年明けたら残りの1つを読んで映画に行こうと思います。
読んだのは「屍者の帝国」と「ハーモニー」。
めちゃくちゃざっくりざっくり内容を説明すると、
屍者の帝国は死んだ人間を意思のない状態で生き返らせる(正確には動かすことが出来るくらい?)屍者技術が普及した世界の話です。 生きている人間と屍者の体重の差が魂の重さであるとして、魂とは何かを問いているととりあえず今のところは理解してます。割りと文学作品を元ネタにしたキャラクターが多く登場するので、その辺りも含めて面白かったです。
ハーモニーは超過保護な思いやり社会になった世界で、優しさに潰されかけた人の話でした。これもメインのテーマは意思、魂です。人間の意思とは何か。この本では様々な欲求が会議を開いているような状態と定義されています。だからこの欲求をあるものだけを特化させるように操作してやれば人間の意思は操作可能、ということになります。この話は宇野さんの「リトル・ピープルの世界」で言われていた、現代は自分を最も掘り下げた者が最強なのだ、という論を元に見るとかなり面白いなあと。3人のメインキャラの関係を考えて、それぞれが何を象徴しているのかなんかをごろごろ考えていると楽しい話でした。
SF作品はあまり見なかったけれど、現代社会の一部を変えてありうる近未来を描くというのは結構面白いなと感じました。思考実験みたいですね。
次は虐殺器官を読むぞ!と意気込んでいたら家に忘れてきたので、今は屍者の帝国の後半(というか大部分)を亡くなった伊藤計劃の代わりに引き継いだ円城塔という人の「これはペンです」を読んでいます。
ここに出てくる発想が屍者の帝国に似ているところがあって、あーなるほどなとか思ったり。
どれもおすすめなので来年にでもぜひ。
2015年度総括
自分が暇つぶしに書いた文を誰かが暇つぶしがてら読んでくれていることを聞くと嬉しいですね。まあ備忘録的に書いているだけですが、お付き合いください。
2015年はかなりいい年だったなあと今振り返ると思います。
学業ではゼミに入り、将来の道が大分明確になってきました。やらなくてはいけないこともある程度明確ですし、あとは頑張るだけ。
学業以外では、大学の和太鼓部で部長をやらせていただきました。公演後の挨拶はもうなんとも言えないです。一生忘れないだろうなあ。大学生活でここまで打ち込めることが出来たのはもうそれだけで幸せなのでしょう。
いくつか後悔もあります。バイトをなあなあでやめてしまったことや、生活拠点を三鷹に置きすぎて千葉の知り合いと距離が出来てしまったこと、家に引きこもりがちになったこと等。
来年は今やってる仕事をしっかり続けて、たくさんの友人といろんなとこに行きたいですね。
ついでに、大掃除をしていたらたくさんの手紙が出てきました。手紙っていいね。字が汚いので自分ではほとんど書かないのだけど。ずきずきするようなのもあれば、ほんわかするのまでたくさん出てきました。
「一番でなくてもいいけれど、そこが大切であった場所の1つであったことを忘れないで欲しい。」と昔お世話になった先生にいただいた手紙を読んだときにはかなりぐさっと来たな。今も元気だろうか。
大学に合格したときのお祝いや吹部のソロコンやアンコン、定演前にもらった応援メッセージ、卒業のときにもらった手紙などなど、とても捨てられない手紙や写真がたくさん出てきました。これからも大切にしていきたいと思います。
こればっかりはメールだと味がないというかなんというか。facebookとかに写真もあげているけど、あんまり見直さないしなあ。備忘録としてはやはりまだアナログ機器がベストなのかもしれません。
というわけで、来年度の備忘録としてマイブックを買ってきました。このブログは長い文を気ままに書く用だから続けますが、頑張って続けていこう。
ではあともう少しで年越しですね。よいお年を。
(もう一つくらい更新する予定です。)
最近おもしろかった本
そういえばここのところ買った本に当たりが多い。自分の考え方をしっかりと変えてくれたり、新しい発見がある本を3つほど。
眠いし課題もあるので、ただ並べるだけ。
アーキテクチャの生態系: 情報環境はいかに設計されてきたか (ちくま文庫)
- 作者: 濱野智史
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/07/08
- メディア: 文庫
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schooを実際にやってみた
久しぶりの更新です。
今日は卒論の対象にしたいなーと考えているschooを実際に使ってみようとふと思い立ちちょうどやっていた「ウェブディレクション」の授業を受けてみました。テーマとしてはあんまり興味なかったので笑。システムを実際に体験してみることに重点を置いてやってみました。
内容に注視していたわけじゃないんだけど、気が付くと30分以上見ていました。やっぱり面白いサービスだなあ。今度また考察してみようと思います。とりあえず気がついたことをいくつか。
・想像以上にユーザーが多い
質問に対してスクロールが追いつかないくらいの解答が来ている。ある程度の人数がいるのは知っていたけれど、ライブストリーミングの授業でここまで集まっているとは思わなかった。
・講師とのコミュニケーションが多い
上記したように質問への解答が非常に多く、しかもそれを順に解説していく。オンライン授業とは思えないくらいの数のコメントがあがっている。例えば授業中の質問にコメントシートで学生が解答してそれについて解説を加えていくようなイメージ。交流が多い分、実際は画面を見て学習しているにも関わらず他の学生と一緒に学習しているような感覚に陥る。
・コメントシステムが画期的
コメントシステムが複数の機能を持っており、その一つ一つがかなり効果的。例えばなるほどボタンがあり、面白いと思ったところやコメントするほどではないレスポンスを送りたいときに便利。またコメントもチャット/質問/学んだの3カテゴリにわかれており、普通なコメントと講師向けのコメント、学習内容の共有と用途を分けてコメントを使う事ができる。特に学んだカテゴリを用いることで、他学習者と自分の学習内容への認識が同じかどうか、もしくは他者の考え方を知ることが出来る。
・本名ユーザーが多い
Facebookを通してログインしている人が多いのか、ディスカッションボードでも本名で活動しているものが多い。日本のサービスだとかなり珍しい。facebookの影響も多いか…。もしくはTwitterなどとはユーザー数が大きく異るのか。また上述のように講師が本名でコメントを読み上げることで、親近感を感じる場合もある。
・コミュニティが形成されている
ディスカッション上で見ていると常連のユーザー同士の会話が起きている。場合によっては講師とユーザーとの交流もある。一度コミュニティが形成されることで、そこからは抜け出しにくくなり、継続して学習に来やすくなる。